Ruby合宿2026 報告


Ruby合宿2026 開催レポート

島根の企業のリアルな課題に挑んだ4日間

2026年8月31日から9月3日までの3泊4日、島根県松江市でRuby合宿2026を開催しました。

今年のテーマは、松江市内で人材紹介業を運営する企業から提供された業務課題です。各地から集まった26名の学生が6つのチームに分かれ、島根県内のITエンジニアとともに、スタッフ管理やシフト管理の仕組みづくりに挑みました。

イベント概要

  • 日程:2026年8月31日(月)〜9月3日(木)(3泊4日)
  • 開発拠点/発表会・交流会:松江オープンソースラボ(松江市朝日町478番地18)
  • 宿泊・交流拠点:煎 SEN(島根県松江市朝日町481番地1)
  • テーマ:人材紹介業のスタッフ管理・シフト管理の課題を解決するシステム
  • 課題提供:株式会社トラストホテル・ブライダルサービス
  • 対象:学生または25歳未満の求職中の人で、チーム開発に興味のある人もしくは将来IT企業などで働きたいと考えている人
  • 参加者:26名
  • 協力いただいた企業の皆様(五十音順):株式会社アイティープロデュース、株式会社イプシロンソフトウェア、株式会社テクノプロジェクト、株式会社日本ハイソフト、株式会社バイタルリード、株式会社ヒューマンシステム、株式会社ペンタスネット、株式会社マツケイ

コンセプトに込めた想い

今年のコンセプトは「課題からつくる、AI時代のエンジニア」です。

生成AIが当たり前になった今こそ、AIの答えが正しいかどうかを自分で判断できる力が問われています。そこで今年は、ひとつのルールを決めました。

最初の目標であるMVPを完成させ、その中身を自分の言葉で説明できたチームから、生成AIを解禁する。

まず自分の手で書いて仕組みを理解し、そのうえでAIを使いこなす。AIネイティブな皆さんにとっては最初は不安だったのかもしれません。

Day1:チュートリアルで自分の現在地を知る

初日は煎 SENに集合し、オリエンテーションからスタートです。

ラボに移動してさっそく開発です。Railsアプリケーションの構造を学ぶレクチャーのあと、チュートリアル教材に各自で挑戦しました。

夜には早くも学生同士の交流が始まり、初日から打ち解けた雰囲気になりました。

Day2:企業のエンジニアとチーム開発スタート

2日目の朝、チームサポート企業のエンジニアが合流しました。

各チームはまず、選んだ課題とこれから取り組むタスクをエンジニアに説明しました。作戦会議の後はリーダーとサブリーダーを中心に本格的な開発に入っていきます。

RubyもRailsも初めてという学生が大多数の中、エンジニアの皆さんには、基礎の基礎から丁寧に伴走していただきました。

Day3:全チームがMVPを完成、AI解禁へ

3日目、ついに開発が大きく動き出します。

最速のチームは午前11時に、最後のチームは夜8時に、MVPを完成させました。MVP完成後はAIをフル活用した開発がスタートします。

運営側は「MVPまで完成できれば十分」と考えていましたが、多くのチームがそのまま追加機能の開発へ突き進みました。この日から技術アドバイス企業も合流し、Railsの仕組みをより深く学べる1日になりました。

Day4:成果発表会とLT大会でクロージング

最終日は発表リハーサルと事務局レビューを経て、16時から成果発表会です。

各チームがスライドとデモで開発の成果を発表しました。会場全員による1人1票の投票で、最優秀賞はチームヒューマンシステムが受賞しました。特別賞は課題提供企業のトラストホテル・ブライダルサービスの皆さんが選び、チームアイティープロデュースに贈られています。

発表会のあとはそのまま松江オープンソースラボで交流会とLT大会を開きました。学生と企業あわせて15組が登壇し、笑いと拍手のなかで4日間を締めくくりました。

参加者の声

参加者アンケートには、こんな声が寄せられました。

  • 「複数人の力は偉大。意外と何とかなる」
  • 「実力者ばかりで置いていかれるかと不安だったが、みんなで高めあえた」
  • 「AIは使い方が重要。使うタイミングの見極めと、チーム開発でのコミュニケーションを学んだ」
  • 「出来ないと思っても、挑戦することで得られるものがある」

アンケートでは、島根県内の企業で働きたいという気持ちも、合宿の前とあとで大きく高まりました。

おわりに

Ruby合宿2026は、AIに頼らず自分の頭で考え、チームで支え合いつくりきる4日間になりました。

課題を提供してくださったトラストホテル・ブライダルサービスの皆さまと、連日学生に伴走してくださった協力企業の皆さまに深く感謝いたします。そして誰より、挑戦してくれた学生の皆さん、ありがとうございました。

またお会いしましょう!